作業療法士


「作業療法士」ってどんな仕事?
「作業」を通じて、その人がその人らしく生活できるようにサポートしていく、こころと身体のスペシャリスト!
「作業」とは、食べたり、入浴したり、運動したりと人の日常生活に関わる全ての動作を「作業」といいます。「作業療法士」はレクリエーション(遊び、スポーツ)や、創作活動(ゲーム、体操、編み物、陶芸、絵画、音楽など)を通じて身体の回復や精神状態の改善などを図り、その人がその人らしく生活できるようにサポートをしていきます。身体面のサポートだけでなく、精神面のサポートを行うのが作業療法士の特徴です。
主な仕事内容は?
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1基本的能力の改善
運動や感覚・知覚、心肺や精神・認知などの心身機能の向上を目指す。筋力を増強させて日常生活に必要な運動能力を高めたり、レクリエーションを通じて感情表現を豊かにしたりする。
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2応用的能力の改善
食事やトイレ、家事など、日常で必要となる身辺動作や家事動作などの訓練を行う。なかには手芸や木工、将棋、園芸など、趣味として行われるような動作も取り入れ、より豊かな生活が送れるようサポートする。
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3社会的適応能力の改善
地域活動への参加、就労・就学で不便が出ないよう訓練を行う。職業訓練や通勤時の交通機関の利用についてなど、具体的な生活に沿った内容の訓練や指導を行う。
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働く場所は?
医療
- 一般病院
- 特定機能病院
- 精神病院
- 地域医療支援病院 など
福祉
- 身体障害者厚生施設
- 児童福祉施設
- 知的障害者福祉施設 など
介護
- 介護老人保健施設
- 通所リハビリテーション
- 訪問看護ステーション など
職業関連
- 就労支援事業施設 など
保健
- 地域包括支援センター
- 保健所
- 保健センター
- 地方自治体 など
教育
- 特別支援学校 など